「さくら」にいれてもらって安心です‐小川さんの体が心配です

奥田敏子

私は今は体が悪く入院中です。私と小川さんは、ずっと前からの知り合いです。
いつも旅行に連れて行ってもらったり、映画、お芝居、演説会に連れて行ってくれました。
私の前の入院の時も、自分の母親のように、お見舞いにきてくれました。いつも私のことを思ってくれています。
小川さんが、年寄りが入る下宿を作ると言ったとき、すぐに入れて欲しいと言いました。グループハウス「さくら」に来てからは、とてもうれしく、安心な毎日でした。でも、グループハウス「さくら」に入ってから、悲しいこともあります。それは、大切な小川さんをみんなが、小川さん小川さんと言って、自分がやれるのに忙しい小川さんに頼みごとをするからです。
小川さんは、人がいいからなんでもすぐやってくれます。話もじっと聞いてくれます。
「さくら」に入っているから、私は毎日小川さんに会えて声を掛けてもらえるけど、前よりはゆっくり話をする事が少なくなったと思います。みんなが話をするから、小川さんをみんなが頼りにしているからです。
小川さんは体をもっと休めて欲しいと思います。
早く治って「さくら」に帰り、みんなとまた一緒に生活がしたいです。

(奥田さんは、平成九年八月入院先の病院で亡くなりました。八十九歳でした)

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